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四つのエーテル

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四つのエーテル 本

新しく青い本になりました→四つのエーテル

エルンスト・マルティ(著)
石井秀治(訳)

大きさ:横 約181mm×縦 約256mm×厚さ約7mm
51ページ

勉強会などの資料として
ルドルフ・シュタイナーのエーテル論に向けて
四大・エーテル・形成力

「本書中の二つの小論文(第I章、II章)は、1960年版および1966年版の《精神科学の諸見地に基づく ― 治療技術の拡張へ向けた論文集》に掲載されたものですが、両論文は時が経たこともあって入手しにくくなっており、多くの問い合わせが寄せられています。
 そこで上記の両論文に現在執筆中の《エーテル的なもの das Atherische》の一部を加えたかたちで、本書が出版されることになりまいsた。<四つのエーテル>に関して概括的に述べたこれら三つの小論文は、ルドルフ・シュタイナーが語り残した言葉に基づいています。(中略)
 ルドルフ・シュタイナーは、諸エーテルと形成諸力に関して系統だった説明はしていません ― 両者に関する彼の見解は、通観不可能ともいえる程の多数の講演録や著作のなかに見出されるのですが。彼は、その都度の脈略に応じて生じる両者のさまざまな局面を、普遍的人智学の諸テーマ、医学、教育、農業、自然科学との関連において述べています。本書の意図は、彼のこうした見解をひとつにまとめることにも、またそれらの関連性について述べることにもなく、ルドルフ・シュタイナーの基本的な見解から ― つまり諸エーテルの名称、宇宙の歴史におけるそれらの発生順序、四大元素(地・水・空気・熱)と諸エーテルの対照性から ― これら諸実在の理念を理解していこうと試みることにあります。私たちのこの意図が達成されるなら、ルドルフ・シュタイナーの多方面にわたる説明を理解するための基礎が獲得されることになり、また、それらの説明を ― 理念の個別的な現れあるいは特徴描写として ― 把握するための基礎が獲得されることになるでしょう。
 諸エーテルはエーテル体の内で、ひとつの統合体、ひとつの全体へと結びつけられ、有機的に作用しています。さらにまた、諸エーテルは個々のものとしてもひとつの活動性を有しており、無機的かつ物理的にも作用しています。物理的な事象が《物理的なもの》として括られているように、諸エーテルとエーテル的形成諸力のさまざまな相も、全体として《エーテル的なもの》と呼ぶことができるでしょう。エーテル的なものを描写することは、私たちの時代に与えられた課題です。しかしこの課題は、ルドルフ・シュタイナーのことばに準拠しつつ果たされるべき課題です。
1974年 復活祭、バーセル
医学博士 エルンスト・マルティ
」(「はじめに」(P7〜9)より)
目次
はじめに
I.エーテル的形成諸力と諸エーテルとの必然的な相違
II.四つのエーテル
III.四つのエーテルの共働
本書のP10には「エーテルの理念は科学の領域に久しく保たれてきましたが、私たちの世紀に入って放棄されるに到りました。そして、まるでそれに対抗するかのように、他の力の世界が科学の光を浴びることになり、実際使われるようになったのです ― そう、電気、磁気、原子力の深部に潜んでいるエネルギーです。ルドルフ・シュタイナーはこれら三者を《堕落したエーテル》と呼んでいます。」との記述があります。「放射能とは何か」P44〜には、エーテルについての概略が紹介されています。

また、「農業講座」P64には「植物の生長にとって非常に大切な働きをするのですが、これは遠く離れた宇宙からやって来る力と密接に関係しています。そして、とくにケイ素を含んだ砂の回路を通って大地の中に入ってくるものは ―― たとえ最初に耳にしたときは、ほとんど信じられないことのように思われるでしょうが ――、大地の生命エーテル的要素および大地の化学的活力と呼ぶことのできるものであります(シュタイナーはエーテル的な力を四つに分けて考えている。生命エーテル、化学エーテル、光エーテル、熱エーテルである。ここで問題になっているのはこのうちの前半二つである。――訳者)。これは一度大地の中に取り入れられた後に再放射されて、その力を発揮します。大地自身がその内部においてどれほど活力をもちうるか、また大地がどれほどそれ自身の化学的現象を発揮しうるかは、ひとえにこの大地の砂の部分の性質に関係があります。」とあり、四つのエーテルの理解は、バイオダイナミックの理解を深めると思われます。

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