祈り 修練と経験

ハンス・ヴェルナー・シュレーダー(著)
輿石祥三(訳)
涼風書林
今日の人間は、どのような事に関わる場合でも、
自分を失ったり、自分が自分ではなくなる危険にさらされています。
現代の職業生活や文明は、
人間を自分と言う存在の中心から 極端に外部へとそらします。
....このまま外面的になっていく世界の中で生活することによって
「中心の喪失」が起きてはなりません。
宗教生活の新しい重要な課題がそこから生じます。
当然ながら 現代の宗教は、外的世界から隠遁するように説くべきではありません。
むしろ、中心を失うことなく この外的世界の中に生きられるような強さを人々に与えなければならないのです。
そのために祈りがますます重要になってきます。
祈りは、人間の地上の課題のためのあらゆる強さが流れ出る事のできる力の源泉なのです。
(本書カバー文....本文より抜粋)
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