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とらおおかみ 子どもらの心が生んだ物語

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とらおおかみ 子どもらの心が生んだ物語 本
母と子のための物語集+物語論
川手鷹彦(著)

創作物語がどのように作られるのか。
実際に創作された物語集とその解説。
創作物語と伝統的な昔話や海外のお話は、子どもにとってどのように違いがあるかなどの、子どもたちにお話を語るにあたっての留意点など。(日記も参照ください

「伝統的な村社会・地域社会が崩壊し、お祭りや近所づきあいがなくなりました。テレビをはじめとするメディアへの過剰な依存により豊かな想像力が失われました。そして目に見えぬものや人を敬う心、自然を大切に思う心がなくなってしまいました。
 本来子どもは昔話や物語を聞き、ごっこ遊びをしながら、畏怖する心や想像力を育み、わらべうたを歌いながら生き物や自然に対する慈しみの気持ちを紡ぎだすものです。
 私の子ども時代よりはるかに強く、彼らは物語を求めています、彼らが現代に生きるというそのこと自体が、失われた物語を見つける物語なのです。それがまさに『お話のお話 お話の島を探して』という物語の持つ意味なのだと思います。
 この物語は一度にできたものではありません。幾度も即興で語りながら徐々に作られてゆく、道はまさに子どもらとの物語探求の旅でした。」(P41〜42から引用)

「つまり「自閉症」や「発達障害」の子どもたちは現代の子どもの象徴的存在であり、彼らにとって大切なことは、実はすべての子どもにとっても大切であるということです。」(P242より引用)

「漫画や動画の主人公、映画に登場する超人的英雄や怪物・怪獣は子どもに対して強い魅力と影響力を持っています。これを「キャラクター」という言葉でくくり、物語や昔話の登場人物やけものたちと比べてみたいと思います。
 まず「キャラクター」が、その絶大な吸引力をもって多くの子どもたち、時には民族や国家を超えて流行し、愛着され、定着するのに対し、昔話の登場人物については、グリムやジェイコブスの採集話のように、物語が長い年月をかけて世界中に読まれることがあったとしても、その中のひと役、ひとり、一匹だけが抽出されて特別視されることはありません。(中略)
 次にその影響についてですが、子どもの心にひとたび住みついた「キャラクター」は二度とその姿を変えることがなく、そのことで子どもの心の想像力のはたらきを押し留めてしまいます。
 それがどれほど深刻なことであるか、子どもだけでなく大人にも、なかなかわかってもらえないのですが、もし「キャラクター」に束縛される、いや呪縛されると言ってもいいほどに、深く影響を受けてしまった自閉症の子どもたちを見るなら、事の重大さが少しは理解されるかもしれません。(中略)まさに寝てもさめても○○ちゃん、になってしまうのです。(中略)
 一方「キャラクター」にまだなっていない物語の登場者は、一人ひとりの子どものなかで姿をいかようにも変え、成長し、それこそが子どもの心の想像力の自由自在さ豊かさの原動力となります。」(P246〜P247から引用)


シンガーソングライターのイルカさん(IUCN国際自然保護連盟初代親善大使)による本書推薦の言葉
「とらおおかみ」を読むとね、蛙になれるよ。隠された水の中にある真(まこと)を迎えに行く勇氣を持てるからなんだ

目次
プロローグ
子どもらよ、お話くれてありがとう
第一章 母子のための十二のお話
I.お話のお話 お話の島を探して
 喪失と再発見
II.ぴぴじゃーぬすぶる/ヤギの頭
 動物物語、原像の融合
III.鮫に呑まれたお医者さま その名もドクトル・ビーカルト
 大いなる母胎への回帰
IV.鬼たちの粥
 大自然と人の知恵
V.菫と少女
 儚さ、切なさ、そして貴さ
VI.龍神さまの置き土産
 逆転の発想
VII.イルカとライオン
 対照動物
VIII.孤独の狼
 出遭い
IX.村の友だち
 勇気
X.うたびとと女王
 いちばん大切なものは見ることができない
XI.玉葱の精霊イルミナウ
 恋愛とは、失恋とは
XII.母の病
 母なるもの
第二章 物語がうまれるとき
I.子どもは天から物語とともに降りてくる
II.無から有が生じるとき
III.美しさからおぞましさまで ― 母たちの国、原像の国
第三章 物語のしつらえ
I.光と影に気を配る
II.子どもたちの様子を見る
III.信頼すれば信頼される
IV.下手でもよい、敬いと慈しみをもって語ろう!
第四章 リズムと響き
I.言葉に宿る聖霊 ― 自閉症に学ぶ
II.わらべうたからうたばなし
第五章 楽しいうたばなし
I.鬼たちの粥うたばなし
II.きつねさん、かみさま
III.歳神さまのうたばなし
IV.ごきぶり五郎兵衛うたばなし
第六章 子どもたちにお話を語るにあたっての留意点
I.年齢に応じてふさわしい物語はあるのか
II.伝承昔話を取り上げるには
III.残酷さや悪をどう処理するか、そもそも処理すべきなのか
IV.時代にふさわしい物語はあるのか、時代性と普遍性
V.ADHDの子どもらにはどう対処すればいいのか
VI.キャラクターの問題
VII.ファンタジー小説について
VIII.語るろきに抑揚をつくるのか
IX.物語はいつ語り聞かせるのか
エピローグ
あとがき
補遺I
補遺II
(本の大きさ:横 約13.5cm×縦 約19.5cm×厚み 約2.4cm)285ページ



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とらおおかみ 子どもらの心が生んだ物語 本
とらおおかみ 子どもらの心が生んだ物語
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