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農業講座

[][バイオダイナミック]
農業 講座 バイオダイナミック 農法 本
(著) ルドルフ シュタイナー
(共訳)新田 義之・佐々木 和子・市村 温司
バイオダイナミック農法は本書の講座より生まれました。内容は八回の講演であり、特に第一講〜第三講が難解ですが、本書を読まずしてバイオダイナミックの理解・勉強は始まりません。

バイオダイナミック農法は、天体から地球上の「生命」に影響をおよぼしている、宇宙的な生態系の原理に従った農法です。農地には、木・森・湿地・川などがあり、家畜としての動物が必要で、家畜のえさも含めて農地からすべて収穫し、家畜の糞を堆肥として使用する。できる限り、えさや堆肥を他から持ち込まないで、農地内ですべて有機的にバランスがとれた状態を理想としています。理想的な農地は現実的には難しい上、農地自体がすでに荒廃しているため、調剤500番〜508番を使用することになります。調剤の製法や効果についても言及しています。
[目次]
  • 講座のための前置きと導入
    • 序言にかえて 一九二四年六月二〇日 ドルナハにおける農業講座に関する報告
    • 第一講 一九二四年六月七日 コーベルヴィッツにて
      • 前置きと導入
      • 人間および動物の生命の外的世界からの解放
        惑星的生命、地球的生命、地球上のケイ石質の生命、石灰質、一年生植物、多年生植物、惑星との関係から見た発芽時期
  • 農業を豊かにする諸条件
    • 第二講 一九二四年六月一〇日
      • 大地の諸力と宇宙の諸力
        生きている器官としての大地、農場における個体性、活発な相互交流作用、反射された宇宙力、内的生命性、宇宙的化学作用、上向きにはたらく宇宙的作用、端的に地球的なもの、花の熱と根の熱、結品力
        時の中に生きつづける個性、種子の混沌状、自然の腐植土形成、植物全体の生長についての初歩的知識、太陽にもとづくもの
        自然の内的な大変転、宇宙に起因するものの質的分析、動物の形態的色彩的な構造、動物の質的構造と密度
    • 第三講 一九二四年六月十一日
      • 自然の活動についての付論 ---自然の中での霊性の活動---
        すべての農業生産物に対する窒素の意味と影響、宇宙における窒素の働き、イオウの作用、霊的なものを運ぶイオウ、宇宙における炭素の意味、自然におけるすべての形体形成プロセスを担う炭素、地表上の酸素と地中の酸素、生命的なエーテルの担い手である酸素、地表上の窒素と地中の窒素、感受性の担い手である窒素、宇宙の広がりへ向かって霊性を運ぶ水素
        タンパク質の諸元素と種子の混沌、植物生長の基盤としての石灰とケイ石、マメ科植物、粘土
    • 第四講 一九二四年六月十二日
      • 霊的な領域に入っていくさまざまな力と物質 ---肥料問題---
        自然の営みの中での施肥、物質と力の作用形態および霊的なものの作用形意、一年生植物とは異なる樹木の本質、切り返された土壌、施肥された土壌の意味、肥料との個人的関係、有機体内部における力の作用、土壌自体の生命化堆肥、牛角の形成と鹿角の形成、通常の厩肥、バクテリアと肥料の品質、牛角内で濃縮され活性化した肥料力、牛角糞の希釈と攪拌、石英または長石を地中で越夏させる
        考察の基盤としての人間
      • 質疑応答(一)一九二四年六月十二日
        牛角糞調剤の希釈・掻き回し方・分量、牛の角の保存法と使用法、種子を混沌状態にもたらすこと、穀種作物の再生能力と栄養価に関する問題
  • 精神科学の課題として、大宇宙的なものを観察する ---大地の生長と植物の生長---
    • 第五講 一九二四年六月十三日
      • 肥料に正しく実質性を付与すること
        非有機的化合物を用いての処置、土壌を有機物によって直接に活性化する、ホメオパティー的に宇宙からやって来るもの、実質的力と生命的力と放射的力、植物生長の自然プロセスとノコギリソウ、鹿と宇宙の諸力、カルシウムの作用とカミツレ、植物生長の最高の援護者イラクサ、大地を理性化する、植物の本性と植物に生じる病気、ヨーロッパミズナラ、土壌のケイ酸摂取、有機的諸プロセスにおける相互的な質関係、ケイ酸とカリウムの相互作用、 タンポポ、ワレリアナ・オフィキナリス(カノコソウ)
    • 質疑応答(ニ)一九二四年六月十三日
      肥料づくり全般について、肥料用調剤についての個別的な問題、宇宙からの栄養摂取
  • 農作業における個別化対策
    • 第六講 一九二四年六月十四日
      • 自然の本性から判断した場合の雑草、害虫および植物の病気といわれているものの本質
        土壌の石灰とケイ石の作用、惑星の作用、月の影響と地中の発芽活動、結実を促進する諸力、月の作用を雑草におよぼさないように制約する、焼却灰、惑星系と獣帯、動物界における月と金星の影響、実例としての野ネズミ、昆虫ならびに下等動物における宇宙からの影響、テンサイにつく線虫、獣帯上の太陽、動植物の健康と疾病、月の影響と菌類の寄生、スギナ
    • 質疑応答(三)一九二四年六月十四日
      水中の雑草、機瘤病、ブドウの菌類による諸病、黒穂病、星位に関する質問、無機質の化学肥料について
    • 第七講 一九二四年六月十五日
      • 自然に内在する相互交流作用 ---畑作と果樹栽培と畜産の関係について---
        自然界全体の中における樹木、草本植物、形成層、草本植物の香りと樹木の香り、根の本質、植物と昆虫界の近親性、ミミズ、鳥類の世界、森と野原と牧草地の相互関係および森の保全、灌木類と哺乳類の内的近親性、菌類と下等動物の近親関係
        植物的なものが動物的なものに対してもつ関係と動物的なものが植物的なものに対してもつ関係、自然におけるギヴ・アンド・テイク
    • 第八講 一九二四年六月十六日
      • 飼料の本質について
        動物の生体機構の二層構造、地球的物質性と宇宙的物質性、地球的諸力と宇宙的諸力、有機体としての農業、肥料中の自我要素、大地中に形成される自我力
        個体としての農場、搾乳用と労働用と食用の家畜における物質と力の相互交流作用、根菜の養分、アマの種子、干し草、クローバー類、食料を煮る意味、塩類、トマトとジャガイモ
        社会生活と密接な関係にある農業

    • 質疑応答(四)一九二四年六月十六日
      堆肥と液肥、星位に関する質問、自然の中における電気の役割、飼料の酸性化、緑肥のやり方、人糞の使用について、倫理性と心のもち方
  • 挨拶 一九二四年六月十一日 コーベルヴィッツにて
  • 旧版のあとがき
  • 訳者あとがき

寸法:横 約13.5cm×縦 約19.5cm×厚み 約2.5cm
368ページ
百合と薔薇 ゲーテ=シュタイナー的自然観察への誘い」や「動物の本質」や「マリア・トゥーンの天体エネルギー栽培法」もあります。

本書は2000年刊行版の装丁を新たにした新装版です。本文内容に変更はありません。
   
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