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耳を傾ける人間 --音楽体験の本質--

[][音楽]

耳を傾ける人間 音楽体験の本質

アーミン・フーゼマン(著)
本田常雄(訳)
シュタイナーによれば、音楽の体験は
「呼吸のリズムが聴覚器官の内部まで伝わり、…神経プロセスと出会う」ことで生じる。
本書は、聴くことといのちの世界とのふれあいを描く、待望の1冊。

音楽はどのように音から生まれるのでしょう?私たちが音楽を体験するとき、私たちはどのような現実の中に生きるのでしょう?フーゼマン博士は、人間の音楽的な聴覚と形態に関する生きた生理学を展開します。そこでは神経生理学の成果が、アントロポゾフィーに基づく精神科学的な人間学の中で新たな生命が与えられます。

脳脊髄液の形成と流れの中で、アストラル体と自我は、エーテル体とともに物質体から切り離されます。このプロセスは、人間が死の境を超える時、人間全体でラディカルに行われます。ここにこそ「生命のただ中にある死」の秘密が隠されています。私たちは、…創造的な造形力の体験を、この秘密に負っています。ゲーテは、生涯に亘り、この造形的なファンタジーの力を有機的世界の生命を認識するための器官に進化させるべく、修練を続けました。

……耳の感覚受容器が、液体で満たされた内耳の中でのみ、音の作用に参加できるという事実は、私たちが耳を通して、音を物質的な世界の中で知覚するのではなく、生命あふれるエーテル的な世界の中で知覚するということを、暗に伝えている。呼吸プロセスの中の音楽体験とは、エーテル体の体験であり、物質体の感覚--神経プロセスを必須の前提とする。こうして音楽が、感覚世界と霊的世界との橋渡しとなる……(本文より)

心身問題をめぐる幅広い議論は、ミラーニューロンの発見等のニューロサイエンスの新たな画像的方法の導入により、決定的な影響を受けています。そこでは自我意識のみならず、自我そのものの存在までもが議論の俎上に載せられます。本書は、広く行われている神経を中心とした意識理論に対し、生理学的知見の新たな解釈を試みようとするものです。こうした試みは、ルドルフ・シュタイナーによって1917年「魂の謎について」という著書の中で初めて提唱されました。響きとともに呼吸するとき、人は、音を聴くだけでなく、メロディーを体験できるようになります。こうした精神科学的な分析を自然科学的に検証する試みが、90年たった今、初めて行われるのです。(本文より)

[目次]
  • はじめに
  • 第一章 人間の聴覚と音楽
    鼓膜/無重力の中で働く耳と目の肢/聴覚、咀嚼、嚥下/聴覚の変化、大地の振動から空気の振動へ/内耳の機能/技術的な生理学から生きた生理学へ/歩くこと--歌うこと--聴くこと/象徴的な実験/人間の筋組織全体で「聴く」/音楽とミラーニューロン/音楽療法/眼は破壊をもたらし、耳は意志を生む/蛇の証明/音から音への歩み---音楽的な動き/音楽の現実/カルマの形成と反転/聴覚と耳に見られる反転された意志/内耳と腸/消化システムの原初の音楽的原基
  • 第2章 音楽は「内なる化学」である---人間のフッ素プロセスに寄せて
    化学的に考察されたフッ素プロセス/生命の7つの段階/エーテル種と濃縮状態の誕生/数エーテル/「創造の記録」としての元素の周期律/世界に対する音楽的な意志の関係/第2の人間の誕生/指の巧みさと歯の健康/脚のむずむず感と灼熱感による強い睡眠障害に対するアキドゥム・フルオリクムの効果/主な所見/治療薬の発見への道
  • 第3章 音楽の体験とその生理学的基礎
    音楽体験による時間の体験/歌う原初の音楽/音楽的な時間感覚の背後にある生理学的基礎/脳脊髄液の呼吸力学をめぐる研究史/呼吸はどのように脳脊髄液を動かすのか?/呼吸と脳脊髄液の仲介者としての腹腔静脈/脳室の内部への呼吸の伝達/呼吸力学、内耳、そして音楽体験/生命と意識との間の呼吸/呼吸を伴った脳脊髄液の動き/脳の呼吸の力学に関するイマジネーティブな生理学/創造的思考のための器官としての呼吸/色と音を伴った呼吸/レガートとスタッカート---呼吸を通じたアーティキュレーションとフレージング/デュオニソスあるいは下に向かう呼吸/吸気と音楽的なインスピレーション/脳脊髄液接触ニューロン(CSF コンタクトニューロン)/アポロンの竪琴--呼吸による化学機序から光の中へ/交響曲に聴き入る肝臓/人間の中の月の力と音楽/太陽と地球の間の呼吸
  • あとがき
    中部ヨーロッパの「古典音楽」の特別な位置づけ/古典音楽のための地上の舞台:ウィーン
  • 用語集(訳者による用語集補遺)
  • 注釈
  • 本書の出版に寄せて 広瀬俊雄
  • 訳者あとがき

アーミン・フーゼマン(Armin J. Husemann)
1950年生まれ。一般内科医であり、1987年からシュトゥットガルトの自身のクリニックにて診療に従事。1988年から93年まで、自由ヴァルドルフ学校の校医としても働き、93年からフィルダーシュタットにあるオイゲン・コリスコ・アカデミー(旧称:アントロポゾフィー医師ゼミナール)の代表ならびに講師を務める。ドイツの国内および国外にて、数多くの講演やゼミナールを行っている。
これまでに『人間の音楽的構造』『子どもの歯の生え変わり』『安楽死今世紀の症候群』『芸術による人間科学』(いずれもフライエス・ガイステスレーベン社)などの著作がある。
本田常雄(訳者)
ドイツ在住。アントロポゾフィー医学研究者・精神科医。
フーゼマン著『子どもの歯の生え変わり』を翻訳。
広瀬俊雄(出版に寄せて)
広島大学名誉教授、教育学博士、音楽教育実践家として活躍。
現在、東広島シュタイナーこども園さくら理事長
寸法:横 約14.7cm×縦 約21cm×厚み 約13mm
160ページ

 

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