キリスト教の本質について

ルドルフ・フリーリンク(著)
輿石祥三(訳)
小林直生(監修)
涼風書林
「フリーリンク博士はその長年にわたる司祭としての生涯を通じて、新しい宗教生活の土台となるような数多くの著述を残しました。本書は付録として博士の著作一覧表を収めましたが、それら以外にも、主に博士自身が編集に携わっておられたキリスト者共同体の機関誌「ディ・クリステンゲマインシャフト」に膨大な量の論文を書いています。
本書「キリスト教の本質について」はとても小さな著作ですが、この中には 博士が長年にわたり研究し実践してきたキリスト教の精髄が結晶しているように思われます。本書の一章一章、さらには一節一節には、それこそ個々の部分について大きな内容が書けるほどの内容がこめられていますが、それでも全体として一つの統一体となっています。フリーリンク博士が意図したのは、知識を伝達するのではなく、読者の心の奥深くの問いかけに耳をすませながら、この現実の中で 真に人間として生きるために「キリスト教」がどのような意味を持つかを共に考えることのように思います。一読すると 難解に思われる部分も多く出てきますが、時間をかけて 共に考えながら読んだり、あるいは何人かで内容を読んだりする時、本書は思いもよらない刺激を与えてくれると思います。そして「キリスト教」というものが、単なる教えにとどまらず、私たちが生きるうえで 欠くことの出来ないひとつの現実として新しい広がりをもって 予感されていくのではないでしょうか....。」(訳者あとがきより抜粋)
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