デジタル世代の子育てに欠かせない視点とは 〜時代の変化の中で育つ子どもたち〜

ヴァルドルフの森 キンダーガルテン なのはな園 教師
松浦 園 講演録
わたしたちの暮らしに欠かせないデジタル機器ですが、これらは子どもの育ちにどのような影響をもたらしているでしょうか。しなやかに、たくましく、自由に自分の人生を生きていくために。変わりゆく社会の中で、乳幼児期や学童期の子どものためにできることとは?
一部ご紹介(本書P4-P5より)
「幼い子どもたちはこの社会に生まれてきます。だから、子どもたちはどの時代にうまれるかによって、その時代の社会がどうあるかということに、大きな影響を受けています。しかし、子どもの成長は、三十年四十年経っても、五十年、六十年経っても変わらないのです。デジタル化が進んでいろいろなものが便利になり、そして合理的に物事を処理するようになっても、子どもが歩き始めるには生まれてから一年かかるのです。
子どもがようやく話し始めて、なんとなく意味がわかるようになるには、二年ぐらいかかるのです。もちろん一歳頃からおしゃべりはしますよ。「あのね……」としゃべります。けれど、言葉が人と人とのやり取りのためのツールであるということがわかるのは、二歳を過ぎてからなのです。
このように、社会は大きく変わっていても、子どもの成長は、昔から同じだけの時間が必要であることを、私たちは忘れないでいたいと思います。
でも、この社会が変化しているならば、子育ても変わらなくてはいけないのです。つまり、子どもが健全に育つためには、今の社会が子どもの成長にどのような影響を与えるのかということを踏まえて、日々の生活を創り出す必要があるからです。」(P4-P5「いつの時代も、子どもの成長には時間が必要」より)
キンダーガルテンなのはな園の本
A5版48ページ
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